140字ss第12回
第12回 2018年4月26日
FE聖戦より フィン×ラケシス(HL)『惚気はいいので、用件を』
「言わなくて、いいから」
エルト兄様は、最期まで気高くあったのだから。ブラギの塔の下で、寄せては返す波間にぽつり、ぽつりと強がりを吐いた。私が呼びつけた青年騎士は、この海と同じ蒼の瞳で何も言わずにそれを見つめる。「…ご無礼を」そっと寄り添ってきた温もりに背を預けて、私は白波に拐われた金色の斜陽を見送った。(140字)
このお題でこんな暗い話をよく書けたもんですね!?(自分で書いたんだろ)ほのぼのしたフィンラケにしようとしたのですが、僕自身がエルト兄ショックを引きずっていてこの始末です。
無理矢理こじつけると「惚気(という名の虚勢)はいいので、(本当に欲しいのは慰めでしょう?言葉にしなくていいから、真の)用件を」ってことで。お許しください...
どーでもいいですが、フィンラケ狙ってて「愛してしまったようじゃ」になったので安心しきって4章に進めたところラケシスがぼっちに...(汗)システムがイマイチわかってなかったんですが、「結ばれておるぞ」になるまで隣接させなきゃいけないのネ...今焦ってベオちゃんとくっつけてるところです。(byとべないインコ〜)
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